タイ代表を紹介 日本代表戦の見どころと選手の特徴。
Wカップ最終予選、タイ対サウジアラビア戦で解説をしていた元日本代表の岩政大樹先生が、他では聞けないタイ人選手の特徴やチームのシステムなどを、岩政自身の経験から語ってた。
(彼が2014年にタイリーグのBECテロ・サーサナFCに所属していた時に、今のタイ代表の選手タナブン、アディソン、トリスタン、チャナティップ、ピーラパットとチームメイトだった。)
BECの仲間たちの画像 | 岩政大樹オフィシャルブログ「No Pain No Gain」Power…
先生の解説
===代表の解説===
前回の日本戦でタイは4バックのシステムだった。今回のサウジ戦では3バックを採用した。今のタイ代表は3バックが合っているだろうと。東南アジアカップ(スズキカップ)で優勝したころからタイ代表はこのシステムを使い調子を上げている。また、テラシン(背番号10)とシロチ(背番号8)を2トップで併用できる事と、シロチを使いたいから監督が3バックにしたんじゃないかと先生は予想。
左で作って右で仕留めるのがタイの基本らしい。
守りきる力はないので、先制するより1点ビハインドから追いつき勝ち越すのが勝利へのスタイル。
試合中のアナウンサーと先生のやりとり
アナウンサー 「タイの選手はほんとうによく走って頑張りますよね?」
先生 「そーーーですうーーーねぇーー?戦闘能力は高いです。自分の目の前のところはしっかりと戦いますが、戻りが遅くなったり、ボールのないとこでサボります。」
先生は正直ですね!
===選手の解説===
タナブン(左CB背番号17)
本来はボランチ。ボールを奪うのがうまい。4バックだと少しアラがでる。中盤でつかってボール争いに参加させた方が面白い。
アディソン(右CB背番号5)
しっかりと体をつけてゴール前のキワの部分を守る。一緒にセンターバーックを組んでいた。
岩政の教え子。(アナの解説)
トリスタン ドー(右WB背番号19)
BECではMFをしていた。前に行く動きは良い。4バックのサイドでは少し不安。5バックのウィングバックの方が、彼の特徴を生かせるし守備の不安も防げる。裏を取られると弱い。
ピーラパット(左WB背番号2)
元々左サイドバックの選手。突破力がある。アーリークロスよりも、ゴールライン付近まで切れ込んでくる。
日本戦はティラトン(累積)の代わりに左で出るだろう。
ティーラートーン(左SB/WB背番号3)
経験のあるキャプテン。パス出しが得意。アーリークロスが多い。
チャナティップ ジェイ(MF背番号18)
アナ 「攻撃の中心のチャナティップは7月からJリーグの札幌に行くことが決まってます。」
先生 「楽しみですね、タイ人初ですから。Jリーグでは。」
アナ 「反対に日本の選手がタイでプレーしているのは1部から3部まで含めて選手が50人以上プレーしているようですね?」
先生 「はい、ずいぶんいますけど、タイから日本に来るのは初めてですし、タイリーグが盛り上がってるなか日本に来るのはリスクがあるのに踏み出してくるわけですから、彼の挑戦に期待をしたいです。」
アナ 「画面でもわかるように、彼はイケメンですし人気でそうですね?」
先生 「・・・?」「そぉーですねー?キャラクターがいい男なので人気出ると思います。」
シロチ(FW背番号8)
フィジカルを活かした選手。ゴリゴリと持って行く力がある。最初はサイドで使っていたが、フィットしなかった。先生がタイにいた頃には居なかった。
運動量が豊富で前から走り回る。(アナ解説)
ジャッカファン(ボランチ背番号6)
初招集。ブリラムで主力を張っている選手で経験もある。落ち着いている。ブレることがない。シャリル(背番号7)を使うよりもリスクの少ない選択。怪我のサーラット(ムアントン)の代わりができる選手。
シャリル(ボランチ背番号7)
途中からでると攻撃のリズムを変えれる。スタメンからでると少しムラがある。ルックスが良いのでタイではアイドル的な人気がある。
タイ、スイスのハーフ。U-17スイス代表で優勝している。(アナ解説)
以上が先生の解説から出た、タイサッカー解説。
チャナティップがタイ人初のJリーガーという少し間違った解説もあったが、アナも知識がなく修正もしないんで、J3はJリーグとみなしてないのかな?
鹿児島シティチョーク・パソが途中出場、初のタイ人Jリーガーがデビュー! - [サッカーニュース]
これ以外はほんとうに為になる解説が良かったし、さすがタイでピッチの中から見た人の言葉は重みがあるなぁと感心した。
ここからはタイ在住サッカーファンの個人的解説。
ガウィン GK
タイ代表、ムアントンUの守護神。背はそんなに高くないが、ハイボールに弱いわけではない。ミスが少なく、スーパーセーブも多い。安定感もある。この人が当たりだすと手がつけられない。本当に怖い存在。
しかし、欠点もある。
足元がそんなに上手くない。バックパスからたまにバタバタする。西川のような決定的なパスは出せない。時間稼ぎをして注意を受ける事がある。
かなりのナルシストらしい。
アメリカンコミックに出てきそうな悪役の風貌。
タナブン CB
背はタイ人としては高いが、ヘディングが強いという印象はあまり無い。足元は上手く、縦のパスを出せる。落ち着いた選手。CBよりもボランチでつかって欲しい。なぜ監督がDFでつかっているのか解らないが、監督は守りの中心をタナブンと思っているようだ。
BECからムアントンUに移籍、そして今季はチェンライUにタイ人最高金額で移籍。現在タイリーグで2位をキープ。
目力の無い長瀬智也。扇原くんっぽい風貌。
アディソン CB
きちんと仕事をするディフェンダー。ムアントンUでは右のサイドバックをすることもある。青山直晃選手や、他の外国人選手がセンターバックを務める事が多いのでフル出場はしていない。身長はそんなに高く無いがフィジカルで負けている印象はない。
ACL鹿島戦で勝ってはいるものの、DFとしては悔しさも多いと思うので日本戦は気合が入っていると思う。
チョンマゲスタイルのおしゃれさん。
トリスタン ドー 右WB
よく走る。ファイトする。あきらめない。サボらない。ズルしない。
ACLムアントン対鹿島戦で後半のアディショナルタイムでオーバーラップからクロスを上げたのがドー。無尽蔵のスタミナ。
フランス人とタイ人のハーフ。タトゥーが多い。女性ファンが非常に多い。男前なのに前髪パッツンの坊主頭。ハーフの男前が画面に映ったら、ドーかシャリルです!
(追記 ドーの動画発見)
ピーラパット 左WB
よく走るが、後半スタミナが切れる。レフティーでシュートも打つ。ミドルをたまに決める。フリーキックも蹴れる。ムアントンではティーラトーンが先発の事が多くスーパーサブとして毎回出てくる。
目元ぱっちりの優等生タイプ。
ティーラトーン 左SB/WB キャプテン
レフティー。老若男女問わず人気がある。中距離のパスが上手い。決定的なクロスを上げる。
FKはほぼ蹴る。他の人に蹴らせない。交錯して(してなくても)痛がる。たまにサボる。審判によく文句を言う。警告をもらう事が多い。しかし大事な試合で決定的なゴールを決める。(鹿島戦のFKやガンバ戦のCK)
チャナティップ ジェイ MF
タイのメッシ。タイ人として初めてJ1のピッチに立つ予定。
以下いといろと解説してます。
シャリル MF
シロートに次ぐガタイの良さ。タトゥーが多い。男前でタイメディアによく出てる。タイ語はあまり解らないらしい。
シロチ FW
タイ語の発音ではシロートの方が近い。前回の日本戦に比べてらかなり上手くなっている印象。テラシンとの2トップは合っていないと思う。
顔とガタイが野性爆弾のくーちゃんに似てる。
テラシン FW
タイの絶対的エース。なんでもできるスーパースター。ムアントンではMFをやる事が多い。守備もサボらない。監督や選手から信頼されている。
寡黙でメディアであまり喋らない。妹もナショナルチームの代表。両親と妹がよく会場に試合を観に来る。
アディサック FW
点取り屋。背が高い。怪我から復帰して調子を上げてきている。日本戦の先発もあるかも。
ゴールをするとウルトラマンパフォーマンスをする。
モンコン FW
調子にのると怖いスーパーサブ。目力があり、風貌が久保裕也に似ている。
ワタナー MF(ボランチ)
サーラーの代わりに召集された。ムアントンではタナブンの代わりとして先発で活躍している。サボらずボールを追う。ロングシュートはほぼふかす。
グールグリット MF
背は低くいが、戦える選手。U23では先発が多かったが最近は出場機会があまりない。勝負強いがムラがある。
山口螢に風貌が似ている。
ムアントンUの選手が中心になったが、他のチームはほとんど知らないので・・・。
次回の日本戦は、ほぼサウジ戦と同じメンバーなんだと思う。サウジ戦を見る限り、Jもテラシンもあまり良くなかったな。シロートが上手くハマってないんだよね。単独では頑張っているんだが。
ほぼムアントンのタイ代表になるけど、ワタナーとアディサックを入れて欲しいなぁ・・・。
もしそうなれば、左の狭いエリアでJとテラシン、ワタナー、ピーラパットが絡み、逆サイドが空いたところにドーが走り込みクロスを上げ、アディサックがシュート!といったムアントンで有りがちな良い状況が作れると思う。若しくは、日本にコート半面押し込まれた状況からこぼれ球をJが拾い、ドリブルで上がりながらアディサックが裏を抜けテラシンが決める。こんな形がみられれば、日本も簡単に勝てないと思う。
タイの監督のジーコ(ニックネーム)は上手い選手や実績のある選手(人気?)を使うタイプで、大きな変更やびっくりする采配をする人ではないと思う。しかしサッカー協会とゴタゴタしてるっぽいので、もしかすると何か大きな変化があるかもしれないが可能性は低い。基本的にその名が表すように本物のジーコの様に、有名選手をならべて選手任せだと思う・・・。
ハリルさんが日本の先発に植田と昌子を入れるという粋な事(ACL の屈辱)をしてくれれば、日本のDFは気合入りまくりで面白い試合になると思うのだが・・・。
先生の解説には敵わないが、選手の特徴が少し解ったんじゃないでしょうか?相手チームの事も解るとサッカー観戦もさらに面白くなると思うので・・・。
ところで、やべっちFCに岩政先生が出るらしいのだけれど、それもすごく楽しみ。
追記
やべっちFCでJの彼女のこと言ってたね。
HUAMUN Markrt & More タイのナイトバザール
初めて、HUAMUN Markrt & Moreナイトバザールに行ってみた。
ナイトバザールと言えばルンピニナイトバザールだったのも今は昔。最近ではロッファイマーケットが来てるらしい。もう古いか?
シーナカリンのロッファイマーケットは行ったことないが、ラチャダーは何度か行った。安くて少しオシャレ。そんなに広くないので迷うこともないし、疲れない。ルンピニナイトバザールだったら、あの店どこだっけ?と思って何度もソイを行き来した。まあそれも楽しかったのだが・・・。
HUAMUN Markrt & Moreナイトバザールは広くてオシャレ。池を挟んで北側と南側に食べ物以外のお店があり、池の周りはレストランや、屋台。なので迷うことはないと思う。
池の隣のレストラン。
駐車場もあったが、バイクで行ったので詳細は分からない。
屋台ばかりではなくエアコンの効いている店舗もあった。古着屋ではなぜか阪神タイガースを前面に押していた。
そして31番。ミスタータイガース。
サボテンも売ってた。
こういうのが売ってるナイトバザールは客層も少しオシャレ。
なので、こういった置物が売ってたり、
アンティークなものもあったりする。
古着屋では、ヱビスのジーンズ(本物らしい)があり1500Bで売っていた。
また、どローカルの屋台で売っているような品物もある。
こういったものから、サングラス、ベルト、鞄、靴、Tシャツ、子供服と、ベタな物は大体揃っている。散髪屋もあったし、ネイル(サロン)もあったし、占もあった。
ステージでは生バンドが演奏していた。
食べ物のお店はすごく充実していた。
スムージー。
餃子。
駄菓子。
マシュマロ?
キャラクター肉まん?
怪しいたこ焼き。
ハンバーガー。
トレーラーピザ。
スイーツ。
怪しい日本料理。
オシャレバイカーが集う店も。
そんな中、一番驚いたのがこの店。
マッチョなおにいさんが呼び込みしてた。店は繁盛してるようだったが、味はどうなんだろう・・・。
タイ語のサイト。レストランの充実度合いが写真だけで分かる。
地図は以下。
JJ公園&ロッファイ公園
『公園に遊びに行く!』とチビを誘い出し、動物が見られるからと誘惑して公園をスルーしてJJウィークエンドマーケットに行こうと策略した。
JJには色々な物が売っている。服、靴、アクセサリー、土産、家具、絵画、そして動物。犬猫鳥、ムササビ?モモンガ?に、魚、は虫類まで、小さな動物園くらいの種類の生き物が売っている。ここに誘い込めばショッピングも出来ると思っていた。
しかし、最初に踏み入れたJJ公園が楽しいらしく、『動物見に行かない!』と強く言われて心が折れた。
JJの周りには3つの公園があるようだ。JJ公園と、ロッファイ公園、そしてクイーンシリキット公園。JJ公園はBTSモーチット駅降りてすぐの細くて長い公園。道を超えてで西側に行けばクイーンシリキット公園と、ロッファイ公園がある。
最初にJJマーケット近くから、JJ公園に入ったが、人がおおい。滑り台の付いている大きな遊具には子供がいっぱいいた。タイ人や西洋人が多かった。ここで遊んでいる子供は野生っぽい。わんぱくで、元気な子が多い印象。親が買い物来たけど遊びたい子供を仕方なく遊ばせてるのかな?
また、道沿いの屋台の子供もいるのだろうか、我が物顔ではしゃぎまくってた。そして親が注意することもなく、というか親が見当たらない。少し大きな子供だと危険を回避出来るが、少し注意が必要だと思った。
この少し奥にはブランコもあり、子供達は楽しそうに遊んでた。周りの木陰の芝生にはゴザを敷いて寝転んでいる人が多かった。何をするわけでもなく、ただ寝てる。平和だ。10代半ばから20代後半の人が多い印象。カップル、家族、友達といった感じ。
さらに奥に(北上)進むと池がある。スワンがあったので乗ってみた。看板には30分で40Bと書いてあったが、80Bを要求された。なんで?と聞くと、外人だからと・・・。あからさま。区別?差別?
魚にあげる餌(賞味期限切れの甘いパン)も20Bで購入していざ出船!池は日陰がないので暑い。
スワンに屋根はあるが船の方向によっては直射日光が激しい。
甘いパンを千切っては投げの繰り返しで手はベタベタだがチビは楽しそう。
ルンピニ公園の池より狭いがボートの数は多くなく快適。
池の縁の木陰でタイ人がまた寝てる。ござを敷いて寝てる
。ほんとうに寝るの好きだね。
ボートを降りて近くのトイレで手を洗い、ロッファイ公園を目指す。道を渡り、西側のクイーンシリキット公園をショートカットして、その北側のロッファイ(汽車)公園に着いた。
通り抜ける時に渡った橋では学生が卒業記念写真?でも撮っている様だった。
名前で想像してたのは汽車の博物館や、汽車の遊具でもあるのかと思ったら、ただの広い公園だった。そしてサイクリング道があり、自転車に乗ってる人が多い。
なんでこんなに広い公園が都会の良い場所にあるんだ?と思って調べたら、昔はゴルフコースだったらしい。なのでこんなフェアウェイみたいな空間があるんだね。カート道がサイクリングコースになったのかな?
ロッファイ公園にも遊具は点在していた。
メンテナンスがそれほど良くないので、注意して遊んだ方が良いかも。
これらの遊具の近くに、トヨタ提供の交通を学べる施設?があった。
この中でビデオを見たりするのかな?
裏には自動車(自転車?)教習所っぽい道も。
ここは出入りが自由なのか?管理が行き届いてない?のか子供達が自転車で乗り入れて遊んでた。
それを見てたチビが自転車乗りたいと言い出したので、借りに行った。
この公園の北の端の出口から出た所に屋台と駐車場があり、その奥にレンタルサイクル店が4件程あった。
好きな自転車を選んでID(タイの免許証)を渡し、20B払って伝票をもらった。
20Bで借りれるのにはビックリした。
休日に行っても自転車は数多くあったので、いつ来ても借りられるんだろう。
補助輪付きの自転車を借りたが、ハンドルに紐が付いており、チビが疲れると紐を引っ張って移動すれば良いので助かった。
上の写真の緑色の道は一方通行でスイスイと進む。チビはまだ上手に乗れないので、この道とは違うランニングコースで遊んだ。こっちの道では、大人は自転車を乗るのは禁止らしい。なので危険を感じずにチビも運転の練習ができた。
公園内は売店がほとんど見当たらなかったので、入り口近くの屋台で買うか、持参するのが良いと思う。サイクリングをするのも良し、ゴザを借りて寝るのも良し、バドミントンや、サッカーをしても楽しいだろう。
写真を撮りにくるのも良い。いろいろな鳥がこの公園と、クイーンシリキット公園にはいるようだ。
こんな人がいたので聞いてみたら、なんとフクロウがいるんだと。
双眼鏡を貸してもらって見てみたら、フクロウいました。人生初の野生のフクロウ。少し感動した。
日もくれて、自転車の返却時間。6時40分には返却して下さいと言われた。
自転車を返してから、IDを返してもらおうとしたら、なんとIDが板に貼ってあった。
なんという斬新な返却の方法。個人情報とか何にも気にしてないんだね。
盗難あったらどうすんだ・・・。
この後も何度か行ったので追記(2020年1月)
1、15時前までは人が少ない。タイ人は夕方からの涼しくなった時間帯に行動しがち。
2、レンタルサイクルがあるエリアの駐車場も夕方以降混み始める。
3、大人用のマウンテンバイクのレンタルは50Bだった。
4、夕方以降の外周はロードバイク、集団自転車、子供などカオス。危険を感じる人は早い時間帯が良い。
5、トイレは点在してるが、売店は無い。レンタルバイクの場所で購入するか、持参を勧める。
6、壁打ちテニスや、テニスコート、フットサル、バスケの野外コートがある。駐車場近くには打ちっぱなしも。
7、フクロウ発見しがち。(大きいカメラの人の後を追う)
以下の辺りにレンタルサイクル店がある。
追記。毒のある果実があるので気をつけてください。
以下記事。
ムアントン対鹿島アントラーズ @タイ ACL
用事で30分も遅刻してスタジアムに到着。楽しみにしてたのになんてこった。
ガンズアンド何とかさんのコンサートでホームスタジアムを使えないといった、ありえない状況のムアントン対、Jリーグ開幕を落としたが、タイに来て調子を上げ ていく鹿島。思えばワールドカップ予選でリーグ戦が中断してた時に何故かタイで合宿し、タイホンダやチョンブリーを蹴散らしてから勢いがつき、世界2位に なった鹿島。
そしてJリーグアジアチャレンジで再度来タイし、スパンブリーに勝ち、バンコクUに負けて、世界2位をあっさりとタイに置いて行った。しかし、日本に帰ってからスーパーカップできちんと浦和に勝つ鹿島。今回も元気を取り戻して日本に帰るのか?
ちなみにバンコクUはリーグ戦の第2節でタイホンダに負けている。
タイホンダ >バンコクU > 鹿島 > タイホンダ と無限ループの世界2位。
スタジアムに着いた時点でムアントンがリードしていた。どうやらティーラトンがFKを決めた様だ。前席のサポーターが、携帯でリプレイを見てたのを覗き見 た。最近決めてなかったのにこんな試合で決めるんだね。昔はACLガンバ戦で決めてたね。アレから悪魔の左足と言われてた様だが、1年に1度位しか悪魔は 来ない模様です。
さて気になったのは先発にムーとみつをがいない事。(西さんも、山本さんもいなかったね。)日程キツイがナメてるのか?まあ、普通に勝てると思うよね。
ムアントンはトヨタプレミアカップで広島に負けた時よりメンバーが落ちている。点取り屋のクレイトンが中国に買われ、DFのマリオが移籍、そして中盤の顔のサーラが怪我で離脱。そしてなぜかテラシンがいない。故障なのか?
しかし今日の試合ではケガが治ったイホ(元韓国代表)と控えにいたアディソンが頑張っていた。アディソンはユウマに上手く倒れられてPKを与えたが、それ以 外は気迫十分で良かった。イホは本当に良かった。バランス取るし潰しにも行くし。強豪相手にはサーラよりイホのが良いなぁ。
PKに話は戻るが、判定出た後にムアントンの選手がたくさん審判に詰め寄っていた。異議を言っても判定は覆らないから無駄だと思ってたが、あんだけごちゃごちゃになると変な空気になるんだね。ユウマも失敗したもんね。
それにしても鹿島のブラジル人は強烈だなぁ。前の二人はパワフルで上手い。レオ様も凄く良い。いつも危ない所を察知してポジションとってる。行く時はスピードつけてDFにとって嫌な入り方して来るし。今日はレオ様に釘付けだった。
途中で永木と昌子が言い合い?と言うより喧嘩してたのが気になった。永木がマジ切れしてた様に見えた。会場もその状況をを見てザワついてたし。何があったんだ?
(後日、以下の写真を発見)
ムアントンはクレイトンが居なくなったのは相当マイナスな影響だけど、アディサックが戻って来て一安心。後はモンコンが1点決めれば調子が上がるのかな?それにしてもムアントンは全員が守備を頑張っていたな。相手をリスペクトはするけど負けないよと言う感じが見て取れた。しかし1-1のままで終わっても良いというプレーをしてる選手も何人かいた。顕著だったのが、ガウィンにティーラトン。負けない=分けでも良い 感じが出すぎてた。リーグ戦でもよく見るが、そんなに痛くないのに、痛がって時間を使ったり、ゴールキックを蹴るのに時間を掛けたり・・・。ナショナル チームで主力なのにそんな事するかね?しかしそのアザトイ感じ?どんよりした空気が相手の隙を作り!? ATでまさかの逆転勝ち。いやービックリした。興奮しすぎて後ろの知らないタイ人とハイタッチしてしまった・・・。
世界2位はムアントンが貰った事にしてよいのか?タイホンダに勝てば良いの?
試合はムアントンが勝ったが、やっぱり地力は鹿島の方が上だと思う。しかし空気と流れで勝負は決まった。南米王者に勝ったのにタイ王者に負けた鹿島。タラレバだけど、みつをさんが出てたら結果は変わったんだろうなぁー。ゆうまが決めてればもっと点がはいっただろうなぁー。
試合終わった直後にかなり揉めてたけど、何があったんだ?ティーラトンがまた何かやらかしたのかな?今日2回目の悪魔がまたでたの?青山選手がなだめてた様に見えたが、どうなんだ?
レフェリーから事情聴取を受けるガウィンと、その奥で健闘を称え合うレアンドロとドー。
そして、怒れるソガさんが登場。その奥で抱き合うレアンドロとドー。
さらに詰め寄るソガさん。レフェリーはアゴに手をあて、なだめているのか?
ぐだぐだのまま整列をして、後味の悪い終わり方だった。
しかし、ソガさんと青山選手が笑顔で握手をしているのを見てホッとした。
レフェリーがアゴを触った効果がでたのか?
ヒーローインタビューはゴールを決めたシスコと、Jだった。
シスコは点も決めたが、ロングボール(ハイボール)の起点になり良い活躍をしてた。植田とやり合ってたが、五分五分というよりもシスコがかなり勝ってたと思う。
J(チャナティップ)は、良いアクセントになっていたが、レオ様に押し込まれたり倒されたりしていた。しかし全く歯が立たないという印象ではなかった。相変わらずかわすのは上手かった。
この動画をみると札幌でも期待出来るなぁ。ムアントンにとってはかなりのマイナスだが・・・。
以下関連記事。
鹿島の選手もムアントンの選手も自分達のサポーターには挨拶に行っていたが、相手サポーターに挨拶しなかったようだった。これって普通だっけ?タイのリーグ戦は両方に挨拶に行ったと思うんだけど・・・。
タイの遊園地パート2 (ドリームワールド)
タイ歴10年を超えてついに?念願の?夢の?ドリームワールドへ行ってきた。
噂ではイロイロと聞いてはいたが、タイなので過度な期待は全くなし。事前情報も入れずに昼過ぎに到着。
チケット売り場は混雑もなくスムーズ。身長90cm以下の子供はフリーだった。大人は乗り放題セットで600B。500Bだとほぼ全ての乗り物 やアトラクションそれぞれに1回だけ乗ることができる。しかしどちらのセットも、ゴーカートや、水上タクシー?みたいなのは別売となっていた。乗り放題 セットはリストバンド方式のチケットなので、それぞれの乗り場入り口では楽だった。
入り口のゲートはディズニー風でなかなか良い。ゲートを超えると両脇にお土産屋が並ぶが、道はすぐ終わる。そして土産もしょぼい。そこを抜ければユニバーサルスタジオのパクリモニュメント。
完璧なるパクリだが、出来は良い。写真を撮っている人が多かった。
お客さんはほぼタイ人。中国っぽい人やインド人ぽい人もちらほら。西洋人や日本人はほぼ見かけない。
USゾーンを抜け、木々の少し有る道を進むと大きな池が見える。
ボートがあったり、ベンチがあったりとゆっくり出来る。
ゴンドラからの池の眺め。
この遊園地は縦長になっていて、手前から順に、ゲート、お土産屋、池、広場、アトラクション、ゲームコーナー、子供ゾーン、絶叫ゾーン、ゴーカート。という感じになっている。
ざっくりとこんな感じだが、右端を通るか左端を行くかでイロイロと違ってくる。
園内を半周できる汽車があるので乗ってみれば、池の周りに何があるか良く解る。
出発してすぐはプールの裏を抜ける。
サイアムパークシティーに比べれば規模は小さいが、子供が楽しむには十分だ。
以下サイアムパークシティーの記事。
小さな更衣室らしきモノがあった。入場料は別なのかどうかは聞かなかった。
そして汽車は、東武ワールドスクウェアーゾーンに行く。
ピサにエッフェル、ピラミッドも、万里の長城もあった。
ここを過ぎると、広場の裏を抜け踏切へと行く。そこには仮面ヒーローが。
ヒーローがいたり、ピエロがいたり。踏切近くではコスプレ系や、着ぐるみ系のおもてなしがあった。
その次はフルーツのオブジェがあったり、お菓子の家?があったかな。そしてミニコースターの裏を抜けて約15分で出発地点に戻った。これに乗れば、ドリームワールドの手前半分位は把握出来ると思う。
汽車のホームの上はロープウェイの乗り場。これに乗れば池を超え、子供の乗り物が多いゾーンにすぐ行けるが、待ち時間が長そうだったので諦めた。帰り際にチビがどうしても乗りたいと言ったので夕刻に乗り場に行ってみたが、それでも待ちが長く20分以上待った。
ゴンドラからシンデレラ城のパクリが見えた。
そして、入り口の方を見るとこんな感じ。
そして、池の奥にある広場には
巨人が埋まっていた。
更に進むと、レオスタジアムが遠くに見えた。
レオスタジアムはタイリーグのバンコクグラスのホームグラウンド。バンコクグラスは人気チームで、サポーターも多い。チームも強豪で最近は上位にいる事が多いチームだ。Jリーグのセレッソ大阪と提携していて、日本人にも関係が深いチームだ。ここ5年くらいは日本人選手が常時所属している。
以下バンコクグラス観戦記事
ゴンドラからスタジアムが見える頃には終点に着く。しかし夕方に乗ったので降車する事ができず、Uターンして戻ってきた。
ちなみにここで降りれば、ちびっ子の乗りものゾーンが近い。
そこには、大人が一緒に乗られない子供専用アトラクションが3つあった。
ヘリコプターはゆっくりと優雅に動く。
カヌーは水がゆっくりと流れており、オールで漕がなくても進む。
チビ・カート。ハンドルはあるが、自分で運転するのではなくレールの上を自動で走る。5台くらいの車が連結されていて、スピードは少し速い。10回くらい連続して乗ってた強者がいたが、親に止められ泣いていた。
子供だけの乗り物はチケットを買う必要があった。(90cm以上でフリーパスを持っている子供は勿論チケットを買 い足す必要なし。)これらのチビ乗り物は1回50B。4〜7歳くらいの 子はこのゾーンだけで十分楽しめると思う。
このゾーンの上にモノレール乗り場があった。汽車ではドリームワールドの手前半分を回るが、こちらは奥半分を回る。
チビがいたので絶叫系は乗ってないが結構充実していた。タイの富士急ハイランド?豊島園?と表現しても良い程のアトラクション。
クール・ジャッパーンとほぼ同じ。
歩道橋にいると濡れるのに、なぜあそこに立っているのか意味が解らない。タイミングが悪ければ歩いているだけでびしょ濡れ。この左側のショップで水着や服、下着?も売っていた。なんというマッチポンプな商売。
以下のアトラクションは、丸形の船?に内側を向いて座り激流を濡れながら進む。
モノレールから激流が見えたが、結構激しそうだった。
この近くに野外劇場があり、スパイ劇?特殊部隊劇?が見られる。
鉄砲打ったり、爆発したり水が吹き出たり。最前列に座ると濡れるので注意。チビはかなりビビリ、心拍数が上がってた。
タイの遊園地はこういった劇が多い。劇の内容はよく解らないが日本ではこういったのがあまり見られないので、観るのも良いかも。
もう少し質の良い劇を見るなら、サファリワールドのSPY WARが良いと思う。
激しいアトラクションばかりではなく、ゆったりと見られる、巨人の家もあった。
小さな動物と触れ合えるコーナーもあった。
豚、牛、ヤギ、ウサギに餌を与える事ができる。餌は20Bで購入。
この隣には鳥のコーナーもあった。
こういった所に来てハマってしまうのがミニゲーム。ダーツや、投てき、バスケットボール、射的、釣りゲーム。1回50B。3回で100Bだがスタッフによって対応が激しく違う。
600Bほど使い戦果は、中くらいのぬいぐるみ1個と極小のぬいぐるみ4つ。
結局、昼過ぎから閉園近くまで楽しめた。水もジュースも売っているし、タイレストランもあった。ケンタッキー(KFC)もあったので食事にも困らない。
大人から子供まで1日中楽しめる。今回はチビが楽しめるものをメインに回ってきたが、今度は絶叫系を乗ってみたい・・・。
場所は以下。
タイリーグ開幕 バンコクグラスFC対ムアントンUNITED
キックオフから少し遅れてスタジアムに到着。アウェイ席はすでに売り切れという情報は得てたが、メインスタンドまで売り切れとは・・・。BG側のゴール裏の上の方だけ空いてたので購入して、階段へと向かってると大歓声。どうやらムアントンの先制らしい。
ここのスタジアムはサッカー専用スタジアムでピッチと観客席が近い。そして観客席の階段がとても急である。なので視点が高く俯瞰で試合が観られる。またピッチが人工芝で色が綺麗。観戦はメインもゴール裏(ホーム側)も上の方がお勧め。アウェイ側のゴール裏はネットがあって角度もなく、見にくかったはずである。
今回初めてのアウェイのゴール裏、俯瞰での観戦は新鮮だった。縦のパスの見え方が気持ちよかったし、コーナーキックを上から見るのも楽しかった。
ムアントンはほぼいつものメンバーで、移籍で抜けたマリオ(DF)の代わりにアディソンが入っただけ。BGは今までいた男前のファラン(FW)が居なくなった様だが移籍したのかな?セレッソから新しく入った池田樹雷人選手が出るかな?と思ってたが出てなかったようだ。
試合前半は押しつ押されつの展開ながら、ムアントンが奪ってから縦の早さで決定期を何度も作ってた。しかし得点は見られなかった1点のみで0-1で終えた。後半も似たような展開だが、ムアントンが確実に決めた。BGも2度ほど決定的なシュートがあったが、ムアントンのガウィンに止められてノーゴール。0-4で試合終了。
今回目についたのはBGの23番ベンツで、足下の技術が華麗で良いパスを出してた。見ていて面白かった。しかし後半は球を奪われたり、ディフェンス面ではもう一つだった。
ムアントンではピーラパットが途中出場で1点決めて存在感を示してた。元は左サイドのDFだが、ティーラトンが来てからポジションを奪われた形になり出場数が少なかった。最近では左のウィングハーフとして途中出場で使われている。また、蔚山から今期加入したセリオ?シリオ?が途中から入ったが、アンカーとして入ったのかセンターバックとして入ったのかよく解らなかった。キビキビした感じが無かったので大丈夫かなこの選手?と思った。まあ、ムアントンの勝利は見えていたので余裕でプレーしてたのかな?
試合終了後は急いでタクシーを捕まえに行ったが、あっさりと見つかり高速代を合わせて400B程で帰宅できた。アクセスが良ければ良いスタジアムなんだがなぁー。本当に遠いんだよなぁー。名前はバンコクグラスだけど、場所はパトゥムタニー。親会社がバンコクガラスなのでまあ良いか・・・。
トヨタプレミアカップ2016 @タイ
トヨタタイリーグカップの優勝チームと、日本のJリーグのチームの国際親善大会。
王様崩御の関係でリーグカップが途中で終了となり、決勝を前にして残っていたのがブリラムとムアントン。そして話し合い(?)の結果、タイクラブの代表はムアントンとなった。(ブリラムはトヨタメコン杯を選び優勝している。)
日本のクラブは強豪クラブがあまり来た覚えが無い。今回は今まで来たクラブでは一番実績のあるサンフレッチェ広島が選ばれた。Jリーグアジアチャレンジもそうだが、選択基準が良く解らない。
試合の2週間ほど前からプロモーション(日本人目線)をよく見かけた。日本語のフリーペーパーなどで大きなスペースを使って告知して、入場券の引換券も付いていた。日系居酒屋でも引換券を置いている店もあったらしいし、学校関係でも配っていたようだ。そのおかげなのか、会場にはたくさんの日本人がいた。タイで初めてサッカー観戦をする人たちも多く、ゲートのセキュリティーで瓶ビール持って来てたほろ酔いの人たちもいた。ダダで見られる人たちはゴール裏にアサインされていた。広島のコアサポもいたし、子連れが多かった。タイ人やファラン(西洋人)もチラホラいたし、タイでプレーしている日本人選手も見かけた。メインスタンドの広島側にも大勢の人が入っていたが、ここもトヨタ(マツダ?)か代理店のバラマキがあったのかな?タイランド チャンピオンズカップよりは確実に人は多かった。冠の会社的には、告知やプロモーションの意味合いが強いのでタダであろうがトヨタ(車)を知ってもらうために人が入らないと格好がつかないんだろうな。
ムアントンサイドはプロモーションはなくても結構人は入る。なんにせよ観客が多いと雰囲気が良いよね。
試合が始まってすぐはムアントンの時間が続いた。ボールを持てたし、良い形も作れてた。互角と言っても良い感じだった。広島のキーパーから細かく繋ぐ時にミスが多く、そこをムアントンに狙われて、危ない場面が何度かあり、先制されてもおかしくない雰囲気だった。しかし次第に広島の時間になっていき、今季アメリカから帰ってきて、なぜか広島入りした工藤が決めるとこをキチンと決めて強さを見せた。その後、広島DFが攻撃と守備で3になったり5(4?)になったりする中で、大外2枚が上手く機能し、それに対応できないムアントンが失点を重ねる事になった。ミキッチも柏もうまいなぁと関心した。終了間際にムアントンのテラシン(タイ代表、ムアントンのエース)が速攻から1点を返したが、1-3で広島の勝利となった。疲れている中、よく勝ったという広島サポのつぶやきを見たので調べてみたら、2部連をタイでこなし、この試合の3日前には選手をシャッフルしてはいるものの、バンコクグラス(2016タイリーグ3位)と練習試合をこなすという鬼キャンプ。そして仕上げとしてこの戦いに望んだようだ。さらにこの試合の翌日にも出てないメンバーを中心にまたバンコクグラスと試合をしたそうな。そして、全試合に勝利している。広島凄いな。今期はACLが無いんで優勝狙えるな。森崎と佐々木の状態は気になるが・・・。
この様な結果では、やはりタイリーグはまだまだと言われるのかな?あんなにキツイキャンプをしても広島はタイ王者に勝つんだもんね。しかし日本の人は知らないと思うがムアントンはもっとキツイ状態だった。(タイの人も殆ど知らない)
1月22日 タイランドチャンピオンズカップ(勝ち)
1月25日 ラオスプレミアリーグオールスターとの試合 (勝ち)(ムアントンアセアンツアー)
1月28日 香港ニューイヤーズCup Kitchee FC 戦 (PK負け)
1月31日 香港ニューイヤーズCup FCソウル戦 (勝ち)
2月4日 トヨタ プレミアCup 今大会 (負け)
という、シーズン中でも無いようなハードスケジュールで、今回の試合となった。先発メンバーもほとんど変わらず、2週間での5試合目。ホントお疲れ様です。
一応参考までに、タイの王者はかなり疲れてたんだよ。というのが今回の言いたいことでした。
つーか、ウタカどうなった?