映画レビュー 『チャイルド44 森に消えた子供たち』
ソ連時代の猟奇的殺人者(実在)をモデルにした小説が原作の映画。
罠、嘘、裏切りといった、サスペンスの王道で始まり、最後は少し幸せになる。暗くて怖い映画だが見終わった後はモヤモヤしない。
ソ連のMGB(秘密警察?)の暗部がたっぷりと見られる。死体はあるが殺人ではない、事故だと決めつけ、捜査をしない。他の事件でも、適当に嘘の犯人を作り出しうやむやにする。(あれ?どこかの南国の現状と似てるね。)
腐った組織、 1党独裁だと怖いなーと思ってしまう。ロシアではこの映画は事実をねじ曲げていると、上演しなかったとさ。(wiki)
映画が始まってすぐに、主人公の幼少時代、そして時が過ぎ場所が変わり戦争の場面。暗くて顔が認識出来ない、登場人物の名前が覚えれない等の問題で、すぐに入り込めなかったが、レオが主人公で話しはドンドン進む。(頑張って観ましょう。)
トム・ハーディ(レオ)の事は知らなかったが、良い役者だね。ブラックフォーク・ダウン、マッドマックス、レヴェナント見たけど覚えてなかった。
英語上手いロシアの役者と思ってたが、英国人なんだね。カコイイ!
唯一知ってた役者が、ゲーリー・オールドマンだった。この人本当に良い感じ。
オールドマンも おじいちゃん(Old Man) になっちゃたね。レオンはもう20年も前だもんね。
Gary Leonard Oldman
Oldmanの名前の由来は老人じゃないみたい。英国のマンチェスター近くのOldhamという場所が、先祖の出身らしい。それが訛ったっぽい。でも古いハムじゃなく、古いfarm(農場)らしい。何回訛って変化するねん!(諸説色々あるみたいだが)
話しはそれたが、私はこの映画好きです。
ストーリー 4
映像 4
音楽 4
感動 3
笑い 0
へー 5
(5点満点)