働く女、働かない男、そしてゲイとトム。@タイ
タイの男性は働かないと言われているらしい。
日本語のサイトやガイドブックの情報ではそう記述されている。
ではタイの男性は本当に働かないのだろうか?
仕事で出会った人を中心に考えてみる。
タイに来てすぐの会社では男性社員の方が多かった。なのでタイ人男性の仕事っぷりを見る機会は多くあった。
日本だと始業の最低15分前に来る事が当たり前だったが、タイではアポイントのお客さんがいなければ、臨機応変でゆっくりできる。なので、男も女も関係無くゆったりと出社する。そして、仕事態度は人それぞれではあるが、少しゆったり仕事をしてる人もいる。女性なら、ちょっと手が空けば果物を食べておしゃべりをしたり、男性はタバコ吸ったり、ネット見たりかな。
それでも常にダラダラしているのでは無く、その人のリズムで仕事をしていたんだと思う。
一度、タイ人のお客さんに
『YOUはお尻に根でも生えているのか?』
『昼過ぎから19時まで全くデスクから離れずに大丈夫?』
と言われた事がある。時間が差し迫っている仕事だったし、タバコも吸わないので集中していればこういう時もあるが、かなり驚かれた。
やはり日本の感覚の方がおかしいのかな?
タイでも遅くまで作業する事はあるが、そういうときに限ってサボるというタイ人はいない。というか私の周りでは見たことない。
私より遅くまで働いているスタッフも何人かいるし、日本と変わらないか、それ以上の働きをする人も多くいる。そこに男女差はない。
ただ、仕事で会う人はお客さんは、圧倒的に女性が多い。7割近くが女性かな。
(日本での職場だと、女性は3割以下だったと思う。)
なのでタイで働いている人のうち、女性が占める割合はかなり多いと思う。
だから男性は働かないと言われるのかな?
そしてタイならではなのが、男と女だけでは語れないという問題。
それがゲイとかトム(オナベ)とかレディーボーイ。
仕事ではレディーボーイには会ってないと思う。多分・・・。
トム(元同僚)はすごくサボるというんじゃないんだが、仕事にかける真摯さがあまり見受けられなかったと思う。仕事よりも仕事をしていく中で楽しいことを探してる感じだった。しかしこの人たちとは仕事がしたくないというレベルではなかった。
一方、お客さんで来ているトムは優秀な人が多かった。給料が違うから優秀な人が集まるのかな?ずーと一緒にいれば違うのかな?
そしてゲイ。ガッツリとしたゲイは元同僚2人、お客さん1人。ほかにも一杯いたのかな?気づいてないだけ?
基本的に優秀。そしておしゃべり好き。できないゲイは会ってないと思う。たまたま?
そして会社に欧米人もいた。
優秀な人が多かったけど、長時間働く感覚が無いみたいだった。
欧米では終業時間や休日がきちんとしていたんだろうね。土日に出たり、残業するのがが嫌いなんだろうね。
夕方になるとビールを飲んでる人もいたからね。
一人の豪人に、オーストラリアでは就業時間中の昼にもビール飲むの?って聞いたら、飲むときもあるよ!って言ってたから、日本人がコーヒーブレイクする感覚なのか?羨ましい!
何を持って働かないというか解らないが、一人の中華系マレー人は『欧米人は働かない!』と切り捨てていた。
締め切りが差し迫っているのに『土日だから作業しない!』と言い切られたらしい。
その代わりはタイ人やほかの国の人に作業を振ったらしい。
まあ、ここだけを切りとってみれば働かないのは欧米人になるんだろうなー。
でもそういう事じゃないんだろうなー。
よく解らないなー。
で、結論。
私の周りのタイ人男性はよく働く!そして優秀!