ティーラシン タイサッカーの至宝。
ティーラシンの広島への期限付き移籍が決定した。
嬉しいようで悲しいようで。
ティーラシンは以前に海外に挑戦してあまり結果が出せなかったらしい。
スペイン時代の唯一の得点が以下。00'29"あたりから。
会社のタイ人は『コミュニケーションがうまくいかなかったらしいよ』と教えてくれた。真相は確かではないが、私的にもJリーグに挑戦するとは思っていなかった。
しかし広島に移籍とはビックリ。
そーいえば、今年のリーグ戦が始まる直前にムアントンと広島がバンコクで対戦してたんだよね。
その時の対戦相手に移籍するとは!
以下その時の記事。
今思えば、今季(2017)の広島のピークはここだったんじゃない?ちがうか?
タイの人なら知らない人がいないティーラシン。
日本で例えるなら、イタリアから帰ってきた時のKINGカズの様な感じ?
競技は違うけど野球のイチローの様な感じもあるかな?
ただ、カズの様に派手な感じは全くない。試合以外では目立たないし、メディアもあまり好きじゃないらしい。
そして、あれだけのスターなのにCMとかに出てない。(見た事ない。)
タイではサッカー人気がすごいので、ドリンクや、スキンケア、車、などにタイ人選手を起用している広告をみかける。チャナティップだったり、トリスタン ドー、チャップイ、そして前のナショナルティームの監督のジーコ(タイ人)も、なにかのCMに出てたと思う。
で、そんなティーラシンの移籍記念に動画をみてたらすごいのを発見。
2012年のダイジェスト映像。キャリアで一番点を獲った年。
若い!速い!ドリブルでガンガン行く!
あんなにドリブルしてたんだね。
年をとったからからなのか、DFのレベルが上がってきたのか解らないが、今とはスタイルが全く違う。
とにかく2012年のプレーは凄いな!
この頃は、タイプレミアリーグと言っていた頃で徐々にタイのサッカー人気が上がり始めてきた頃。日本人選手も何人か所属していたが、J1経験者は河村 崇大選手、林 丈統選手ぐらいだったと思う。2部では宇留野選手がいたか。まだ、日本代表レベルの日本人は来ていなかった時代。(前年までは財前 宣之選手がBECに所属)
なので、今のタイリーグよりは有名選手が少なかったし、タイ代表もレベルが上がってくる直前だったと思う。
そして2013年。
そして今年の誕生日ににアップされた動画。
J1相手にゴールを獲れるってやっぱり凄いよね。
チャナティップの移籍は成功であると思うんだが、一つだけ悔しいのはチューレンが定着しなかった事。チューレンとはニックネームの様なもの。しかし日本のソレとは違い、タイでは会社などでもチューレンで呼び合い、本名を知らない事も多い。
タイのニックネーム「チューレン(ชื่อเล่น)」 | thai-snap.com
チャナティップのチューレンは『ジェー』。移籍当初は『ジェー』と呼んでいる人もいたが、ボスロイド(JAY)が来てからは『チャナ』と呼ばれているようだ。
せっかくタイ人選手が移籍したのだからタイの文化も知ってもらえれば良いと思うし、チャナティップも本当は『ジェー』と呼んでほしいと思う。ムアントンでも選手は皆『ジェー』と呼んでいたし、ファンも『チャナー!』『チャナティップ!』とか呼ばない。試合中の解説だけ『チャーナティップ』と呼び、インタビューでは『ジェー、どうだった?』という感じで使っている。
なのでティーラシンが移籍したらぜひ彼のチューレンで呼んであげてほしい。
頑張れ!ムイ!
声調があるから、カタカナ表記だけだと変になるかな・・・。
追記。
正しい発音発見。8秒あたりで、『ピー ムイ ティラシン』と言っている。