パタヤの桟橋釣り。 @タイ
チビが日本でちょい投げ釣りのセットを貰った。
磁石で釣るおもちゃとは違い、リールに少し興味を持ったようだ。
釣りに行きたい!と言われたが、なかなか行く機会がない。
池釣りならバンコク郊外に多数あるが、蚊が多そうだし、私は食べれない魚を釣るのが好きではない。
キャッチ&リリースではなく、釣ったら食べたい!
川釣りや池では美味しい魚が釣れない!
そして海で自ら釣り上げた魚は美味しい!
キャッチ&クック&イート!
しかし今回は食べることは目的としていない。
それ以前に、パタヤの桟橋では魚が釣れると思っていない。
真面目に釣りたいならサメサンまで行って船に乗るか、シーラチャーからシーチャン島に行くのが、バンコクからの日帰り釣りの王道だろう。
そこまでいけば、ロウニンアジやクイーンフィッシュ、ハタ、オニカマスも釣れる。
ベタなところではアジ、イトヨリタイ、キスなども釣れる。
さて、今回はチビがメインなので、マジな釣りではない。
安全で、パタヤの街に近いのがベスト。
事前にグーグルマップでバリハイ桟橋の近くに目をつけていた。
桟橋内に入れて、安全なら釣りをしようと思っていた。
しかし入場禁止なのか、ゲートが閉まってた。
近くの海上整備らしき人に聞いてみたら、危ないからこの辺はヤメときな!と言われた。
相方はバリハイ桟橋で釣れば?と提案してくれたが、夕方前の時間帯では釣り人も見当たらないし、ボートが数多く出入りするので諦めた。
第2候補に向かった。
バリハイから北に向かう。
そして30分ほどで到着。
寂れた港の桟橋。
ここなら人や船の出入りも激しくなく、安全に釣りが出来そう。
岸は、コンドかな?ホテルかな?
この右奥はサンクチャリー オブ トゥルース。
桟橋を少し進むと、漁師達が網から魚や貝を仕分けしてた。
その先からは車1台がやっと通れる桟橋。
手すりもガードレールもないので少し危険。
気をつけながら釣りをすることにした。
前日のタイドグラフ。
現場到着は15時過ぎ。
満潮で潮が止まっている時間帯ながら、水位はほぼマックス。
マックスといっても棚(水深)は1mほど。
桟橋の岸に近いところなのでとても浅い。
オキアミや、撒き餌なしのサビキでは、魚を狙うのはまず無理。
しかし釣り餌も、うきも用意していない。
ロッドが弱いのでジグ(ルアー)は投げれない。
釣れるとは思ってない状況でもベストを尽くそうとするが打つ手がない。
仕方がないので一番号数の小さい針のサビキの先に重りをつけてキャスト。
棚が浅すぎるので、しゃくって巻く作戦しかない。
私が投げてチビに竿を持たせ、巻き方、しゃくり方を教えた。
するとチビが
『重い!?』と。
あーあ、根掛かりか?
と思ってたらなんと、
小鯵が釣れていた。
チビは何のことか良く分かってなかったが、嬉しそうだった。
人生初の海釣りで、ファーストキャストで、ファーストヒットで、ファーストキャッチ。
持ってるな!
クーラーボックスなんて勿論持ってきてないので、キャッチ&写真&リリースでした。
その後、親たちも頑張るがノーフィッシュでした。
場所は以下。