上川さんに反論! オフサイドって難しい。 @Jリーグ ジャッジリプレー
『マリノスにシャーレを2019』さんの記事を見て思ったこと。
この方の言う通り、私もオフサイドと思った。
そして、原さんの言っている感覚が凄く解る。
「あれは関与してるでしょ!」(主観)
上川さん(元国際審判員)の論
① ボールが(古林の)近くには無い。
(古林はボールの方向には動いているが)
② 相手競技者に接触するほどの近さではない。
なので(競技規則にのっとって)、キーパーに影響を与えてるとは思いません。
という論。
即ちオフサイドじゃございません(映像を見る限り)
オフサイドに関する追加ガイダンスについて | JFA|公益財団法人日本サッカー協会
上川論から考えると、
相手に接触するくらいの近さじゃない限り、関与したとは言いません!
という事だと思う。
これは上のJFAのページにある
● 自分の近くにあるボールを明らかにプレーしようと試み、それによって相手競技者にインパクト(影響)を与えたとき
と言うのを踏まえ、さらにガイダンスにある
ガイダンス
●“明らかにプレーしようと試みる”-この表現は、オフサイドポジションにいる競技者がかなり遠くの距離に居るにも関わらず、ボールに向かって走ってくるだけでオフサイドで罰せられることを防ぐものである。(ボールの近くに寄った場合を除く)。
ボールに向かって走ってくるだけ(遠い)
と言う一文を尊重して
接触するくらいの状況=近い=オフサイド
という理論なのだろう。
しかし、今回の場合はもう一つの項目が抜けている
解説の項目の2番目
または、
● ボールをプレーできる相手競技者に、明らかにインパクト(影響)を与える明白な行動をとったとき
↑これってまたはとなってるので、ボールの距離は関係ないよね?
これを見ると接触する距離ではない。
そして、スタジオの皆さんは赤い矢印の動きでこのプレーが行われていると勘違いしている。
もう少し前から、映像をよく見ると、
古林は、キーパーにチャージ(接触)しに行くのではなく、
ボールの来る(であろう)コースに走ってた。
しかし、山田のパスに、スライス回転がかかってなかったので、
パギがそれより手前でボールに触った。
(キーパーが触れる直前に古林はキーパーの方向に向きを修正してるが、)
そして以下
●“インパクト(影響)を与える”とは、オフサイドポジションにいる競技者が、相手競技者がボールをプレーすること(または、プレーする可能性)に影響を与えることで、これには相手競技者がボールをプレーする動きを遅らせたり、邪魔をしたり、または妨げたりすることが含まれる。
プレーに影響を与える
邪魔も、プレーを遅らせたりしてはいないが、キーパーに影響を与えている。
なぜなら、パギがボールを触らなければ古林がボールを受けることが出来る。
パギが触らなかったら文句なしにオフサイドだけど、あの瞬間に古林がオフサイド(ポジション)って確信が持てなければクリアーしようとするよね。
クリアしようとする=古林は関与
つまり十分にインパクトを与えていると言える。
なのでオフサイドで良いんでない?
素人の考察でした。