映画レビュー 『シン ゴジラ』 タイでもDVD発売。
すごく見たかった映画。タイでも上映してたが諸々の事情で見に行けず。
日本でDVDやブルーレイ発売のニュースを見て、もしやタイでもと思って電脳街(フォーチューンタウン)に行ったら売ってました。正規品らしい。
DVD約600円。ブルーレイ約1800円。
店員にブルーレイを勧められるが、まずはDVDで良ければブルーレイ買うか!という決断。
前情報は
1、怪獣映画ではない。
2、日本の政治行政をデフォルメした映画。
3、石原さとみの英語が良い?
ということだけ。
そして、飲みながら鑑賞。
冒頭の謎の噴火?水蒸気?生物?の登場で、声だけの演技が酷い。素人が能天気に『あれなに?』てきな事を言っているんだが、狙いにしても酷い。
場面が永田町に変わり主人公登場!なんと、家政婦のミタのご主人なんで驚いた。もうこのクラスの映画で主役を張る役者になっちゃったんだね。
他にも有名な俳優も多く出演して東宝の気合が伝わって来る。政府や役人の配役が良いし、腹立たしく描かれているのも良い感じ。想定外!
ゴジラ上陸(川上り)で初めて姿が見えた時の目があまり好きじゃなかった。変体する前後の違いを出したかったんだろうが、なんか好きじゃない。
川が増水して橋が破壊されるシーンなんだが、ミニチュアと実写とCGの合わせ技なんだろうなぁ〜。船の底(裏側)がよく写っているんだが、綺麗すぎる。川に係留してる船は、マリーナと違って船を陸に頻繁に揚げられないから、そこに貝や汚れがいっぱい付いてるんだが、画面では新艇だらけで嘘くさい。また船内に水も入るだろうし、船が濡れてる感じが一切表現できてなかった。
また、ゴジラとカメラが並走する画で、カメラはゴジラの進む振動が伝わって揺れるのに電信柱の電線が全く揺れないとかも少し違和感あった。
あと、煽りでゴジラの血が落ちてくるシーンの黒が合ってなかった。最終合成の際のガンマの問題だとは思うが、テレビで見ることも考えてやらないとちょっと厳しいね。映画館ではそんなに問題ないんだろうが・・・。
これは確かではないんだが、ヘリがミサイル撃つ瞬間にヘリコプター自体は反動を受けないのかな?空中でホバリングしててある程度重さのある弾をうったら、運動量保存の法則で後ろにぶれないのかな?まあ、初速がかなり速くても弾が軽けりゃ反動もほぼ無いんだが・・・。
まあ、ショットによってすごく良い感じなのと、あれ?と思うショットに差がありすぎた。概ねすごい良かったのでダメなところが目に付いた。
映像の細かいところと、音声だけの出演と、エバの曲のロック?アレンジ以外は大変に楽しめる映画だった。石原さとみも良かったよ。
DVDの第2音声であるタイ語で観ると、人の声は少人数でやってるし、効果音消えてるしで5分で観るの止めた。演技も下手すぎ。でもブルーレイは買いません。
ストーリー 3
映像 4
音楽 2
感動 3
笑い 3
へー 4
(5点満点)