カオヤイで野生の象に遭遇 @カオヤイ国立公園
バンコクでは見ることができない景色と昆虫を求めてカオヤイ国立公園へ行ってきた。
2012年に行った時は猿がお出迎えしてくれたし、蝶々もたくさん舞っていた。
ヒルはキャンプ場の近くにいたよ。(2012年)
2012年はHaew Su Watの滝に行った。
滝つぼ近くで蝶々がたくさん見られたので、ここにまた来ようと思ってたが、イチゴ屋の店主が『Haew Narokの方が絶対良い!』と言ってたので信じて行ってみた。
ナショナルパークのゲートから途中までは同じ道のり。
一つ目のビューポイント。
盆地はリゾート?
駐車場に猿がいた。人に慣れている。
こんな感じの道をどんどん進み、キャンプ場を過ぎたあたりで、右折してプラチンブリ方面に行く。
チビは最近、交通標識が少し分かってきたようで、黄色い鹿出没注意の看板を見て、
『鹿がでる!?』と言ってた。
前回来た時に看板を見たら、虎の絵があったので『虎もでるかも!』
と言ったら、かなりビビってた。
かなり山奥に入るので携帯電話のGPSでナビをしながら行った。
GPSは入るが、途中から携帯電話(aisもtrue)は圏外だった。
どんだけ山奥?
キャンプ場の近くはさすがに電波はビンビンだった。
ゲートから1時間くらいでHaew Narokの駐車場に到着。
トイレと、小さい売店があった。
売店はカップ麺、水、ジュース、スナック、串焼き卵、フルール少々、ヤシの実ジュース。
売店の人に滝までどれくらい歩くの?って聞いたら、
『1km。30分くらい。』との回答。
Haew Su Watの方は、駐車場から少し歩くと滝の上にすぐ行けた。滝つぼにおりたければ15分くらいで行けたと思う。(時間の記憶は曖昧)
チビを連れて山道1kmは辛いなーと思ったが、途中まで行って引き帰せば良いと思い、出発した。
山道といっても、コンクリートで舗装してあるので歩きやすい。
少しのアップダウンなのでそんなに大変じゃなかった。
昆虫や鳥などを探しながら歩いたので楽しかった。
途中で橋を渡る。
川はこんな感じ。
魚いたよ。
水はそんなに綺麗じゃないが魚は大量!
橋は少し老朽化が進んでいる。
熱帯雨林なのか、巨木もある。
湿度が高いのか、雨季の前なのに苔も多い。
象よけのゲート?
=== 追記2018,Oct ===
象が滝に落ちる事故が多発したのでこの柱を設置したらしいです。
コメントで教えて頂きました。
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象のウンチもあったのでこの辺には野生の象がいるのだろう。
滝発見!
この水が本来の滝の方へ流れていく様だ。
滝の頂上発見。
ここを過ぎると小さな休憩所があった。
その先は急な階段を降りていく、100段以上ありそうな階段。
すれ違う人たちの中にはかなり疲れた様子の人もいた。
下からの階段の眺め。
そして降りたらこの眺め。
写真では分かりづらいが、かなりの落差と迫力。
シャッタースピードMAXで飛沫を撮影。
疲れたけど、来てよかった。
チビもグズらずに自分で歩いてこられた。
帰りもまたこの階段登るのかぁーーーーー。
休み休み階段を上った。
階段の手すりに蝶々が。
やっと階段を登りきるも、上でまた休憩。
相方は膝が笑いそう!と言ってた。
そして急がずに昆虫や鳥を注意深く探しながら帰る。
あやしいキノコ発見。
鳥発見。
トカゲ発見。
写真を撮ろうとしてたら、木の裏に回り込まれた。
回り込んで覗こうとしたらトカゲが飛んだ!?
そして10mくらい離れた違う木に飛び移った。
3人いて、飛んだ瞬間を見たのは私だけだった。
横っ腹から翼を広げて飛んでいた。
どうやらトビトカゲというらしい。
(現場では電波入らず検索できなかった。)
テレビでは見たことあるが、生で見ることができた!
テンション上がったが、その後も生き物を探しながら帰路を進む。
こんな樹木も。
根が板みたい。
尺取り虫発見!
久しぶりに見た!
チビもテンション上がってた!
虫や鳥を探しながら帰ってきたのであまり疲れなかった。
駐車場に戻るとトカゲ発見。
帰り際に警備小屋?に看板があったので覗いてみた。
滝の様子が書いてある。
3月から5月は本来は水量少ないんだね。
ぜんぜん知らなかった。乾季の最後だから当たり前なんだろうが・・・。
そして帰路を急ぐ。
道は綺麗に舗装されており走りやすい。たまに速度出し過ぎ防止の凸があるが、基本良い道。信号もないし渋滞もない。
しかし緩いカーブの先が渋滞していた。
事故なのかなと思ってたら、ピックアップトラックがハザードランプを点滅させながらバックしてた。
その先を見るとなんと象がいた。
動物園の象や、象ライドの象はおとなしい。
しかし、野生の象の恐怖映像を見たことがあるので、無理をして通り抜けずUターンして距離を取り様子を見た。
こんなことになっては困るので象が山に戻るまで距離をとっていた。
私の3〜4台前の車が象に出くわしたので、私は状況が解るが、後ろの方の人は状況が解らずにドンドン距離を詰めてくる。片側1車線の道なので、片方の車線が埋まっていればUターンできない。私たちはUターンしていたが前の車が進まず、動けなかった。
どんどん象は迫ってくるが前が詰まっているし、対向車線にも車があって進めない。
そんな状況で、ピックアップの車は象との間に入ってくれるし、オフロードバイクの人は小回りが利くので後ろの方の車に情報を伝えて進め!と促してくれる。
危機管理のしっかりしたタイ人がいて本当によかった。
すこしすれば象はすぐ山にもどるかな?と思っていたが、なかなか戻らなかった。
山を迂回してホテルに戻ろうかと思って、検索をかけようと思ったが電波が来てない・・・。
諦めかけてたら、どうやら象は森に戻ったらしい。
皆さん一斉にUターンして、帰路を急ぐ。
そんな中、後方からサイレンを鳴らす車がやってきた。
やっとレスキューが来たのか?
車のボディーはボコボコだけど大丈夫?
象はもういないのでレスキューも何もすることはない。
しかし電波通じてないのに誰が呼んだ?バイクの人たちが連絡してくれたのかな?
事故も怪我もなくてよかった。
野生の象も見れたし!
イチゴ屋の店主のおかげか・・・?