日本人がタイの会社で韓国に社員旅行に参加 Thailand to Korea
私が今の会社に入る直前、社員旅行で日本に行った・・・らしい。
話は詳しく聞いてないがfacebookに上げてた写真を見せてもらった。
その後、私が入社してからはホアヒンに日帰りで行ったりはしたが、泊まりは無かった。
そして今年の春頃には社員旅行のいろんなプランが上がっていた。
日本に行く可能性が高かったのでいろんな意見を求められた。
しかし私よりも社長の方が最近の日本の旅行情報は詳しい。
なんせ年に4〜5回は日本に行っているから。
それでも検索が日本語でできる私は重宝がられたが、いつの間にか候補が韓国かタイのラノーンと言うリゾート(最近人気が出てきたミャンマー国境近くの海のリゾート)に変更されていた。
タイ国内だとホテルと飛行機は会社で取ってもらい、その他の行動はほぼ自分たちの好きな様にして良いかんじ。
韓国だと予算の都合で団体旅行に組み込まれると言うのもだった。
そして行き先は、社員全員の投票で決める事となった。
(因みに会社の掃除や食事の手配をしているミャンマー人(?)スタッフは投票に入っていないはず。タイ国内だと彼女達は参加できるが、韓国だと行けないと言う事が事前に通達されていた。)
私はそんなに嫌韓では無いが、韓国観光にそんなに魅力は感じてなかったし、家族をおいて海外に4〜5日行くのは気が引ける。
流石に会社に頼んで家族を社員旅行に連れて行きたいとは言えなかった。
(タイの社員旅行は家族同行が多いと聞く)
一方でタイのラノーンは行ったことのない場所で、ホテルも良さそうだったし海もきれいな感じなので行ってみたいと思っていた。
両替とかもなくて便利だしね。
TM30の関係もあり海外は面倒だなーと言うのも大きな要因であった。
(今はTM30どうなってるの?)
で私はタイ国内に一票。
結果は女性票を多く集めた韓国となった。
私は旅行に行く前は調べまくる。
レストランを調べながら土地勘をつける。と言うか、レストランを調べてたら土地勘が勝手に付いたというくらい調べる。
ブログもよく見るし、Twitterでも調べる。
(今の人はインスタで調べるらしいが私はまだ使いこなせて無い。)
なのに今回は何も調べてない。
前日になって気温と天気予報を見ただけ。
出発当日はテンションだだ下がりでパッキングが苦痛で仕方がなかった。
お土産を頼まれたので、そのスペースを開けておかなければいけないが、寒くて風邪引くのも嫌だし現地で防寒着買ってもタイじゃ使えないし・・・テンションは下に向かう一方ですよ!
もう一つテンションが下がる要因が・・・
ソレは部屋割り。
事前に同僚のファラン(西洋人)と同室と分かっていたからだ。
私はこの人(Aさん)が嫌いではないし、むしろ尊敬してる。
穏やかだし、常にスマイルだし仕事ちゃんとするし、向上心あるし。ユーモアもある。
ただ、私の英語とタイ語のスペックがクソなのでコミュニケーションがとれないのだ。
日常生活や、仕事での引き継ぎなどは慣れているので問題はない(と、自分では思っている)。
しかし、Aさんはファランで価値観も習慣も違う。
寝るときのノイズだったり温度だったり、トイレ、シャワーの使い方だったり基本が分からない。
ソレを一つ一つ確認するのも変だし、細かいことを言うのだったら我慢すれば良いというスタンスでこっちが勝手に気を使って疲れるパターンです。
まあ、要は私に問題があるのである。
10年ほど前に前の会社でタイ人同僚とカンチャナブリで泊まることになった時は、急だったので滅入る暇は無かったが、リラックスは全くできなかった・・・というチキン人間ですよ。
突然だが私は千原せいじに憧れる。
ガサツ人間とされるが、自分がやりたい様にやる事は悪いことではない。
むしろ気を使って空気読んでも、相手の本音は自分の予想とは違うかもしれない。
明るいガサツはハッピーだと思う。
まあ、憧れているだけではせいじにはなれないんですけど・・・周りにはせいじっぽく見られている私ですが・・・。
これを帰りの飛行機で書いているのだが、横にAさんが座っています。
LCCで狭いうえに二人共体がデカイので、膝が当たったり肘や肩がぶつかったりしています。
それが気になって寝ることが出来ず仕方なくコレを書いている次第です。
さて、韓国行きの離陸予定は21:00頃だが、ドムアン空港に17:00集合の通達。
なぜこんなに早いのかというと、団体旅行でかなり早めに集合時間を言っておかないと誰かが遅れたら大変と言うのもあると思うが・・・問題は他にもある。
それは韓国でのタイ人の不法労働の問題。
韓国の不法労働外国人の内、なんとトップがタイ人らしい。なので疑われたり怪しまれたりしたら時間が読めなくなるし、団体旅行としてはアウトである。
タイ人同僚の内2人は初海外でパスポートが真っ白なので、そういう人は怪しまれる可能性がデカイらしい。
そのためウチの社長は架空の会社ではないという資料を作り、全員に持たせたり、韓国旅行用にわざわざT-シャツを作って不法感のない様にしてくれた。(T-シャツは単に楽しみで作った可能性は5%位あるかも)
そのかいあって、待ち時間は大量にあったがチェックインからセキュリティー、パスポートチェックはスムーズだった。
ドムアンのエアアジアXのチェックインに行くまでの列!
飛行機では、旅客の8割近くはタイ人だったと思う。
日本人はマジで私だけ!?って感じ。ファランも同僚だけ!?って感じでした。
そして、タイの人ってコレ好きだよね。
ほとんどの人がコレを持参してた。
朝4時過ぎに着陸してから、我がチームはなんの問題もなくスムーズに事は運んだが、同じ団体の違うチームの人が中々合流せず、『逃げた』のかと思ったら、かなり遅れてから合流した。
そして何待ちなのかわからない時間が多くあり、空港内で朝食。
韓国うどんだったが、食も調べてないので検索。
夏の一時帰国使ったsim2flyを出発前に新たにアドオンしておいたので、着陸後からすぐ使えた。
韓国のうどんはコシがなく柔らかいらしいとの検索結果だった。
韓国の一食目は日本とそんなに変わらないと言うのが正直な印象。
ただ、キムチなどの小皿が食べ放題なのはありがたいが、ここから帰るまで毎食キムチが出るとはこの時は予測してなかった。
そしてまた待ち。
待合所には充電スポット。
さすがは韓国!
ワイヤレス充電まで!?
サムソンはワイヤレス充電が充実してるんだろうね。
結局着陸してから4時間ほどしてやっとツアーバスに乗った。
トラブルがあった時用の4時間なのか、バス会社的に8時が1番良かったのかは知らない。
せいじなら
『なに待ち?はよ行こうや!』と言っているのだろうが、私は現状を受け入れるだけの疲れた人となってました。
バスで目的地のナミ島に行くのだが、渋滞で4時間ほどかかったが、ほぼ寝てました。
バスの席って飛行機(LCC)に比べると結構広いんですよ!
ナミ島には船で行くが、ピークは越えたと言わる観光地だが、休日という事もあって、駐車場は団体バスが一杯。
船も満員だった。
以降続編へ。