タボンパームビーチリゾート @プーケット
年末年始のプーケットのでのホテル選びはファミリールームかコネクティングルームで探していた。この頃にしてはお手頃な値段(?)のタボンパームビートリゾートを第一候補にした。アゴダでのレビューは、そんなにスペシャルでは無さそうだが、家族連れには好評っぽかったし、空き部屋が少なくなってきたのでここに決めた。
グーグルマップで場所を見ながらホテルの目の前(海側)に来たが駐車場の場所が分からず、ホテルに電話した。しかし要領を得ず全く意思疎通が出来ない。しかたがないのでグーグルマップを地図(イラスト)から空撮写真に変えて自力で入り口を見つけた。
受付ではスムーズに部屋に案内されたが、受付の人達の英語力が低いという事で色々と納得出来た。(本場の英語を喋る人の見解です。)
部屋はボチボチ清潔で綺麗で、ベランダからプールや緑が一杯の中庭が見られた。
しかし空気が悪い。埃っぽい匂いがした。
また、最悪だったのは枕の匂い。これには耐えられずコネクティングルームの分もあわせて6つの枕を交換してもらった。清掃係の人は枕カバーを代えれば良いと思っていた様だが、枕の匂いを嗅がすと納得したようで新たに清潔な枕を持ってきてくれた。
私は聞き逃していたのだが、部屋案内のときに、部屋の掃除をお願いしなければホテル内で使えるバウチャーを1日につき150B分貰えるという事だったらしい。離島で水道がなく、雨水をタンクに貯めているリゾート(コテージ)等で、エコのためバスタオルやシーツは要望が有るまでは交換しません。というのは経験有るが、掃除しなくて150Bって・・・。
想像の範囲をこえないが、このバウチャー欲しさに掃除を必要としないお客さんが、連泊して匂いがこびり付き、さらに何日間かお客さんが来ず、部屋の空気を入れ替えてなかったのかな?もしそうなら、埃っぽいのも枕の問題もあり得る気がする。ただ、ホテルとしては完全な失格。
そんな事があったので、初日から一切の期待は無く、しかたなくその後を過ごした。
朝食は特別な感じは無い。しいていえば、風が通る綺麗な庭くらいかな。
コーヒーも不味かったらしい。
本日のミックスジュースと書いてある飲み物は何が入っているのかと聞いてみると、答えは『昨日と同じです。』だと。今日が初日なんですけれど・・・。
チビさんはそんな事は関係なく好きな物を満足げに食べていた。
卵料理は目の前で作ってくれる。
プチトマトは本当に美味しかった。
日によって少しずつ料理が変わった。パン(ワッフルやホットケーキも)が4種くらい、炒飯にお粥、ベイクドポテト、ハム2種類、ソーセージ1種類、タイ料理が3種類ほど。そしてサラダ、ヨーグルト、フルーツ、ドライフルーツ。チーズも何種類かあったかな。
ヒルトンや、デュシタニに比べたらかなり物足りないが、まあ朝食なので・・・。
チビが朝食よりも楽しみにしていたのが動物。朝食の時間にゾウガメやオウム、ウサギと庭で触れ合える。時間になるとスタッフがそれらの動物を庭に連れてくる。チビはそれを楽しみにしており、スタッフに亀はまだ?と朝食前に聞いていた。すると気の利いたスタッフはチビの事を覚えていてくれ、わざわざ亀がきたよと伝えにきてくれた。ナイススタッフ!
ウサギ
オウム
手や肩に鳥を乗せて写真を撮る事ができる・・・。それよりおっちゃんパジャマやん。ホテルの公共の場所でコレはアカンやろ。入り口にこういった格好をしてる人はダメですよーという典型やん。
ここのレストランはそういった表示が無くフリーダム。まあ、このおっちゃん以外はパジャマは居なかったが、この感じでこのホテルの品格が解る。(枕事件でもう信頼はないが・・・。)
朝食の時間以外にも動物と触れ合える。
鳥小屋があり、3種類位のとりがおり餌を与える事ができる。えさもロビーに備え付けれており、キレイに並べてあり好印象だった。
鳥が階段を上がり、ウンチをしていた。しかし清掃スタッフ(飼育係?)がすぐに掃除をしてたのも好印象だった。
本当に庭の手入れは行き届いており好感がもてた。
手入れはされているが、自然なので野生の鳥も来ていたし蝶もとんでいた。
蚊はいたが、プールや朝食の場所では気になる程ではなかった。
気になったのは飼われていない動物。
エントリナンバー1番。
トカゲ。チンチョ(タイのヤモリ)はよく見るがトカゲは珍しい。
毒も無いだろうし、襲ってこないので怖くない。
エントリナンバー2番。
ヘビ。
写真だとサイズは解り辛いが40cmなかったと思う。攻撃的なヘビではなく逃げようとしていた。毒蛇かも知れないので通りかかった女性スタッフに言ったが、怖がってなにもしなかった。後で別のスタッフ呼んで駆除したのかな?
この時は知らなかったが、タイにはコブラより猛毒で、臆病なアマガサヘビというのがいるらしいので、今後は気をつけようと思う。写真を見たら同じ縞模様のヘビだが縞の間隔が違うからこの種じゃないのかな?
気をとりなおして、プール紹介。
ホテルの建物とビーチの間にプールが3つ?4つ?あった。
小さい子供でも遊べる水深40cm程のプールもあった。
プールバーも。
スライダーこそないが、子供も大人も十分と楽しめるプール。
ビーチチェアーや、パラソルを奪い合う様な事もなくのんびりとプールで遊べた。
プールから道を1つ超えればカロンビーチにすぐ出られる。プールが飽きればビーチ。ビーチで疲れたらプールと、アクセスは凄く良い。
以下は今回訪れたビーチ。カロンの記事も有ります。
プール側の出口からでて左に行けばレストランやお土産屋もあるし、裏の通りの方(駐車場側)から出て右に少し歩けば屋台もあるので立地もよいと思う。ただ、少しだけ坂道だけど。
十分楽しめたホテルで、チビは本当に満喫出来たと思う。ただ、枕事件の印象があるのでもう来ないかな・・・。
Mr.Coffee Phuket @カロン プーケット
トリップアドバイザーで評判が良かったので行ってみた。こじんまりとしたキレイなお店。朝の11時前に着いたが西洋人で満席。皆コーヒーを飲んだり飲み終わってダラダラしたり。
すると気の利いたおじいさんのお客さんが席を譲ってくれた。ありがたく席につきオーダー。パッションフルーツ&マンゴーシェイクを注文。他のメンバーはコヒーとかアイスラテとかを頼んでいた。
ショーケースの中にはピザやらパンやらスイート等、見た感じとても美味しそうだったが朝食直後に訪れたので断念。
間もなく飲み物が出てきた。オシャレカフェの入れ物で出てきた。味はおいしかったが、シェイクの割には薄くシャバシャバで味も少し薄め。
でもラテやコーヒーはすこぶる美味しかったそうです。私はコーヒー飲めないので評価出来ません。あとでこのお店の紙ナプキンのロゴを調べたらイタリアの有名なお店らしい。
お店の名前はPASCUCCIではないので、タイではテェーン展開してないのかな?店内の壁にバリスタ?の証明書みたいなのがたくさん貼ってあったので、PASCUCCIで働いていた人がノウハウを持ってきてこのお店を開いているのかな?
興味がある人はイタリア人の店主らしき人に聞いてみて下さい。イケメンのナイスガイでヴェニス出身。そしてユーベ(セリエA)のサポーター。
お店の入り口にあるイタリアの旗に見た事が無いマークが描かれていたので尋ねてみたら丁寧に教えてくれた。
イタリアの商船旗で、ヴェネツィア共和国、ジェノヴァ共和国、アマルフィ共和国及びピサ共和国を表しているらしい。
そういえばベニスに行った時に金のライオンのシンボルあったよなぁーと思い出した・・・。
場所は以下。
Sala Mexicali @プーケット
グーグルのレビューでおかしな人がいて、そのやりとりも面白かったので気になていた。
それがコレ。
コレ以外はとても好意的なレビューだったので真偽を見極めにレストランへGO!
カロンビーチのホテルから車で20分で目的地に到着。駐車場はあったが少し狭い。テーブルはファラン(西洋人)でほぼ満席。皆さんモタサイ(バイク)で来てる模様。周りに緑が多く、オープンエアーなお店なので、蚊がいそう。
店内はオシャレな作りで全くタイっぽくない。メヒコ感たっぷり。行ったことないけど・・・。
席に着くとテーブル脇にユーカリ?レモングラス?の成分が入った蚊避けスプレーがあり、テーブル下には蚊取り線香が焚いてあった。お店に1時間以上いたが、5人のメンバーは殆ど蚊にさされなかった。
コロナもあったような気がしたがシンで乾杯。
チビが寝てしまいそうだったので、チビ用のハンバーガーを先に作ってとお願いしたら、きちんと早めに出てきた。味も美味しかった。
ほどなくその他の料理が登場。アメリカ西海岸に何年か住み、メヒコ料理好きのメンバーも納得する美味しさだった。写真は撮り忘れたがトルティーヤが揚げたてサクサクで美味しかった。
本当に満足。テキーラもたくさんの種類が有るようだったがトライせず。
バンコクにも何件かメキシコ料理店はあるが、未だに行った事がない。アウタールーム(ダーツ&カラオケ&スポーツ バー)でメキシカンを食べた事はあるが専門店ではないので味はおいしいが種類が限られる。プーケットに行ったらまた行ってみたい・・・。
プーケットでは2店舗あるらしいが行ったお店の場所は以下。
Tycoon Ting @プーケット
空港から近いビーチ沿いレストランTycoon Tingに行ってきた。
レンタカーを借りていたので空港から20分くらいで着いた。場所はナイトンビーチの端。カゴで出来たブランコが目印。
店構えはこんな感じ。
昼過ぎだがお客さんは2組程。
夜のバーがメインなのかな?
カウンターバーはこんなこんな感じ。
バーからビーチを見ると、
抜けが良いし、風が通る。
結構ガッツリと注文したが、なかなか料理は出てこなかった。厨房の人が昼間は足りてないのかな。その間にチビはブランコや三輪車で遊んでいたので助かった。子供が遊べる所があると待たされても問題ない。夜はカップルがあのブランコでまったりするのかな?
それでも料理出てこないので、ビーチ散策。
のんびりとした良いビーチ。
この日は風が強く、波も少し高かったのでサーファーが。
プーケットでサーフィン?と思う人も多いと思うが季節によっては良い波が来る。
カタビーチなんかは有名なサーフスポットらしい。
そうしてるうちに料理が来た。味はまあ満足出来た。トムカーガイが美味しかった。シーバス(赤目)の香草蒸し?茹で?も良かった。ガパオが甘く残念だった。大人4人チビ1人でビール飲んで2000Bちょいだった。雰囲気が良い分、少し割高感がするけど、旅の開放感で良しとしとこう・・・。
場所は以下。
グラブる? @タイ
初めてグラブタクシーを使ったので体験記を書いてみる。
普段は自家用車かバイクで移動してるが、ドムアン空港を使って旅行をするので、駐車する手間等を考慮してタクシー移動をすることに。4人プラスちびとスーツケース2個に、ベビーカー。普通のタクシーじゃ無理なのでバンのハイヤーという選択肢もあるが多分高いので、グラブタクシーを使ってみる事にした。
アプリをダウンロードして、レジストレーション。ラインやフェースブックでも登録できるみたいだったが、携帯の電話番号で登録した。
詳しい登録の方法は【グラブタクシー バンコク】でググればたくさん出てくるので省きます。
普通のタクシーから、少しランクの高いタクシー(カムリ)や7シート(イノーバ)のタクシー等イロイロと選べる。今回は7シーターのタクシーを使ってみる事にした。このクラスのタクシーは事前予約が必要らしい。しかしタイのタクシーで事前予約とか怖い。タイに長く住んでいる人はわかると思うが、タイ人のドライバーのハズレ率の高いこと。事前に予約して、当日になってマイサバイ(病気(仮病))とかロッティー(渋滞)で間に合わないとか。
しかし7シーターは事前予約制。1週間前からの予約が可能だが、直前の予約のほうがドタキャン率が下がると思い、前日の出発時間と同じ時間に予約
を入れた。この時間に予約を受けるドライバーはこの時間に働いていると思われるので少しだけ安心感がある。乗車位置と降車場所を入れ、明日の日にちと時間を指定、メモに人数とカバンの数を英語で書き込み予約ボタンを押す。するとイケそうなドライバーを検索しだした。そしてドライバー決定。顔写真付きのドライバーのデータが画面に出てきた。
コレで一安心と思ってたら電話が掛かってきた。ドライバーからだった。英語で◯◯コンドミニアムから空港に行くんだよね?と聞いてくる。そうだが明日の予約だよというと、「明日は無理、予約ある。」と。出た出たこの感じ。コッチはちゃんと明日の予約入れてるのに・・・。しかも「キャンセルしといて!」だと。そっちの都合(間違い)で断っといてキャンセルしないと困るって言われても。仕方なくキャンセルすると、グラブタクシーから何でキャンセルしたんだ?とメールが来る。面倒だ。
返信をして、新たに予約をし直した。するとまたすぐ電話が掛かってきた。上記とほぼ同じクダリがタイ語で行われた。新たな情報としては今日の夕方以降じゃないと予約できないと、グラブタクシーには記述されていない事を言い出した。この残念なクダリをもうしたくなかったので、夕方まで待ってみた。
夕方になり再度予約。電話がかかってきて、明日の時間とピックアップ場所、目的地の確認を英語とタイ語で説明した。感じの良さそうな人だったので安心。やっと予約成立。明日のドタキャンが無いことを祈るばかりだ。
そして当日。予約は8時20分。7時50分に電話がかかってきた。「◯◯コンドミニアムだよね?」と。おおスゴイな!30分前にも再確認。偉い!タイじゃないみたい。安心して支度を終え8時30分頃に駐車場に行くとタクシーがもういた。だいぶ前に着いてたらしく、メーターが回ってた。ピックアップ場所に来るまではメーター回さないとどこかの記事で見たが、10分遅刻した分メーター回したのかな?まあ微々たる値段なので気にせず出発。結構道は混んでいたが、ドライバーのコース選び(車線選択)がすこぶる良くイライラ無しで空港へ。ドライバーは黙々と運転していたが、空港の目前で英語で「日本人ですか?どこに行くんですか?」と。気を遣って聞いたのかと思ったら、国内線か国外線かを判断したかったらしい。本当に優秀なドライバーだった。料金は高速代を抜いて500B位だった。
初めてのグラブタクシーだったが、概ね成功。英語が解る率が高く日本人にも有用だと思うが、運しだいなのかも・・・。
追記
帰りもドムアン空港から7シーターを予約しようとしたら2時間以上前から予約しないとダメだったので断念して普通のタクシー2台で帰ってきた。
タイのメッシことチャナティップはJ1で通用するのか?
タイのメッシと呼ばれる男は本当にメッシなのか?
小さいカラダと、優れた技術。それだけを見てメッシと呼ばれているのか?
その男を探ってみる。
本名はチャナティップ・ソングラシン。愛称はJ(ジェー)である。テレビ中継などでは本名であるチャナティップと呼ばれるが、テレビ番組や、インタビューではジェーと呼ばれる。
タイでは本名で呼び合う習慣がない。選手同士も愛称で呼び合っている。へたをすれば本名を知ら無いという事もある。
身長158cm、体重56kg。とあるが、もう少し小さくて重い気がする。足のサイズはwikiに記述していないが、かなり大きい。メッシの様にゴールを量産する訳ではないが細かいステップやパスの技術はある。
J1で通用するフィジカルなのか?と問われれば以下の映像を見てほしい。
どう感じたでしょう?アジア最終予選でコレだけ出来るので問題ないでしょう。
タイのリーグ戦でも屈強な外国人選手(Jリーグではあまり見かけない黒人選手も多い)を相手に、攻撃でも守備でも健闘している。囲まれても怯まない、カワしてからの初速が速い。ドリブル自体のスピードはそこそこだと思うが、タッチが細かいのでDFとしたら嫌だと思う。
またタイで良く有る、時間稼ぎ的な痛がるような事もしない。つまりそんなに大きく交錯しないのだ。かといって守備を疎かにするわけでもない。
2016年のタイリーグでも国王の崩御で残り3試合を行わずに優勝は決まったが、その中でも重要な役割を果たしていた事は間違いない。最終ラインからのこぼれ球やクリアボールをジェーが受け、前を向いてドリブルを始めると何かやってくれるんじゃないかと大きく期待して見ているファンは多かったと思う。タイ代表でも6番を背負うサーラとジェーのちびっ子コンビの細かいパスワークも見てて楽しい。
今期はタイ代表、リーグ戦、カップ戦と試合が多かったので、先発ではない試合も何度かあったが、そこは仕方がなかったかもしれない。しかし年間を通して安定したパフォーマンスをしていたと思う。
コンサドーレがどのようなサッカーをするか良く知らないので、ジェーがマッチするかどうかは解らないが、出場できればかなりのインパクトを残せるだろう。そして彼の人柄で北海道、いや日本じゅうにファンが出来ると思う。
その人柄が解る、スタジアムでポケモンをGetし、はしゃぐジェー。
そして、ムアントンUでのジェーのおふざけの様子。
www.youtube.comいじられ役でもあるが、人を楽しませる事を忘れない。
そして、ロッカールームでのヘディングチャレンジ。(40秒過ぎから)
真ん中でボールを廻しているのがジェー。
映像でも解る様に陽気なジェー。どこのクラブに行ってもなじめそう。そう言った意味ではどこへ行っても通用する男だ。
さらにこんなのも。
しかし、プレー的には向き、不向きなチームが有ると思う。
個人的にはレノファ山口が一番フィットするかな?と思っていたが、ジェー本人がJ1に行きたがっていたという話も聞くし、しかたがないのかな?
日本の人はあまり知らないかも知れないが、タイはここ何年かで一番の日本旅行ブームである。厳しかった日本へのビザが免除され、実際に多くのタイ人が日本へ 旅行に出掛けている。そしてその多くの人がFBやインスタで旅行の楽しさ、日本の素晴らしさを拡散している。そしてブームがさらに広がっている。
その中でも人気なのが雪。タイ人にしてみれば本当に夢の世界。常夏のタイでは自然の雪は見られない。バンコクやその郊外に雪をテーマとした施設があるくらい『雪』の人気は高い。なので、北海道や、富士山、白川郷といった所の人気が非常に高い。その中でも北海道は抜群の知名度と人気である。ジェーがコンサドーレを選んだのも少し解る気もする。裏で経済産業省北海道経済産業局とかが絡みジェー効果を期待してねじ込んだかもしれないが、ジェーが活躍出来れば問題ない。
話はそれたが、JはJ1で通用するのか?という問いには
希望を込めてYesと言いたい。
ルバンとか天皇杯だけでなく、リーグ戦で観客を沸かすジェーを見たい・・・。
追記。2017の動画。
レアルのリアル、鹿島の馬鹿力。@CWC
南米王者に勝ったこの前の試合では、VAR(ビデオ判定)や、ポストやバーにも助けられ、守りきり、決めきって勝った。
決勝は無理でしょう?という思いの中、前半からタイトに行く鹿島。それを余裕でかわす、いや?ちょっとやりづらそうなレアル。でも『まあ勝てるっしょ!』という思いが見え見えのレアル。
解説の岡田さんが、『昔は緊張し、スタート地点に立っても10m後ろからスタートしている感じだったが、今の子は同じ地点からスタート出来ている。』と言っていたのが印象的だった。そう言われる様に、植田(多分)以外は自信を持ってプレー出来てたと思う。
しかし前半9分という早めの時間帯にレアルが先制。レアルの選手全員いや、ヨーロッパのサッカー好き全員が、『レアルが勝つんだねやっぱり。』と思ったでしょう。そこが前半の重要なポイントだった。そのせいで、レアルはやる気が無いというか、気合いが足らんというか、余裕が有りすぎるというか・・・。疲れてるの?こんなレアルに勝ってもリアルなレアルじゃないから自慢にもならないか?と思わせる様な出来のレアル。
それをさせない鹿島が凄いのかもしれない。1点ビハインドでも何も変わらずタイトに行く。相手に持たれてもビビらず焦らず。レッズだったらズルズルいきそうなのに、我慢の鹿島、いやおしん的鹿島!そう、鹿島のメンバーは東北の出身者が多いんだった。
wiki ったらやっぱり我慢強い県民性っぽいね。
自分の県を見てみたら、何となく納得したので、信憑性はあるかも。さらに沖縄の県民性を見てビックリ!?タイの国民性と同じだね。
話はそれたが、おしん鹿島は耐える。耐えるだけじゃなく、奪って速攻。右で何度かワンツーで簡単に抜け出してチャンスを作ってた。TVでは抜かれてなかったが、ジダンが怒りをあらわにしてると、アナウンサーが言っていた。ジダンはこの展開ちょっとヤバいな・・・と思っていたのだろう。それにしても西大伍良かったな。あの余裕は見てて爽快だった。
耐えて耐えて、というよりは、おしんにとっていい感じの試合運びで前半終わるかなとおもいきや、終了直前の岳のゴール。
トラップ大きいなぁーーー。と思っていたら、ゴール決めた。決めてもガッツポーズ一切無しの岳(青森出身)。『同点になっただけ、スタート時点戻っただけ。』とでも言う様な素の顔。その後カメラに抜かれたロナウドはポカーン。ジダンは怒りで顔が恐かった。
岡田さん的にはこの1点は要らなかった様だ。レアルがリードしたままだと、このままズルズル試合は続き、付け入る隙があるという事らしい。しかし同点になって怒りのジダンがでたのだろう、HTが終わって出てくる選手の顔は引き締まっていた。ジャージを着た控えの選手はニタニタしていたが・・・。
選手の顔はピリッとしていたが、内容はそんなに変わらない。ニタニタがいるようじゃしょうがないよね。そして再び岳(青森出身)のゴール。痺れた。ディフェンス何してるの?という思いも吹き飛ぶゴール。
その後もズルズル引いて守りに徹する事もなく、必死で勝ちに行くサッカーを続ける鹿島。1段も2段もギアを上げて初めて頑張りだしたレアル。何度も耐えたが、バスケスに対するファールでPK。微妙な判定だが、岳の引っぱりと、脩斗のカニバザミの合わせ技1本でのPK判定。脩斗がボールを触ってたらPK無かったかも。でも、審判はレアルをリアルにリスペクトしてるので仕方が無い。クリちゃんがキッチリ決めて同点。ガッツポーズなく、決まったゴールを拾いに行くクリスティアーノに『感RUI』。
そして疑惑のセルヒオ・ラモス事件。ムーに対してラモスがファウル。あの場面で抜けられていれば・・・というチャンスをラモスが厳しめで潰した。レフェリーが胸に手をやりカードを出そうとするも、マルセロに何か言われたのか?カードを出さない。やっぱりレアルをリスペクトしてるんだね。もやもやしたまま90分終了。
そして延長戦へ。
ピッチで両軍共に円陣を組んで気合いを入れなおす。スタッフも控え組も、交代で仕事を終えた選手も一丸となっている鹿島に対し、綺麗な輪になりジダンの話を聞くレアル。鹿島の円陣が解けても、レアルはまだ話し込んでいる。そして円陣が解けた時にハメスがニタニタしてた。何?この参加してない感じ。こんな輩がいるチームに負けてほしくないと本当に思った瞬間だった。ヨーロッパにはいろんなチームがあって、いろんな10番がいるけどコイツはダメだね・・・。
延長戦が始まり、疲れが見てとれる鹿島と、前半サボった貯金を使ってきたレアル。控え選手の違いも出てきた。レアルのリアルが出てきて、クリちゃんにヤラレてしまった。現実を見せつけられた。
2点ビハインドになり、お役御免でクリちゃんがゆっくりとピッチを去る時に、誰も彼に早く出ろ!という元気は残ってなかった。植田がクリちゃんの首根っこ掴んで『おい!出ろや!』っとでも言えばね・・・。
『2
みつを
とあるが、意味のある2位もあるんじゃないかな。勝つにこした事はないけど、こんなに誇らしい準優勝は無いと思う。
『準』
名詞に付いて,それに次ぐものである,それに近いものであるという意を表す。
本当に、レアルに一番近かった鹿島!優勝に準ずる鹿島。すばらしい。
火事場だけでなく、どんな試合でも馬鹿力が出せる鹿島。それが真の力。
ゆうまがクリちゃんにユニフォームを貰いに行ってたのは内緒の話・・・。
そうだ、鹿島はタイに来るんだった。『2017Jリーグ アジアチャレンジinタイ』でも来タイするし、ACLでチャナティップ(7月から札幌へレンタル)のいるムアントンUとも戦うんだった。楽しみだ。